
市役所のすいている日は?いつも混んでいる?

こんにちは。
市役所に約25年間勤務して、アラフィフで退職したやめたいむです。
市役所に行った時に、こう思ったことはありませんか?
「市役所って、行くたびに混んでるな。」
「いつも市役所って待たされるよね。」
私が窓口に出ている時に、お客さんによく言われました。
やがて、混み合う法則があることに気がつきました。(注:やめたいむ調べです)

すいている日、混んでいる日をまとめてみました。
混んでいる曜日、時間帯の法則
「混んでいる、待たされる」という人の多くは、共通の行動をしていました。
- ご年配の方はたいてい「月曜日の午前」に来庁。
- 若い方は「金曜日の午後(実際は終わり間際)」に来庁。
実は、この時間帯は、最も市役所が混雑します。
一概には言えませんが、それには理由があります。
市役所がいつも混んでいる?理由

比較的ご年配の方は、こういう方が多かったです。

週の初めに用事を済ませたいのよ
その結果、月曜日の午前が混みます。
これは補足させていただきますと、
土日に市役所への用事を思い出した、ご年配の方以の人にも当てはまります。

やべぇ、忘れてた!急いで行かなきゃ
若い人は「行かなきゃとは思ってたけど、もう金曜日。明日は休日で市役所やってないじゃん。」となり、
金曜日の午後遅めが混み出します。
同様に、祝日、連休の前後はもっと混みます。
これはあくまでも、当時の私や同僚の経験に基づく体感です。
ですが、お心当たりはありませんか。
みなさん思いつくまま、「自ら混む時間帯に来てしまっている人が非常に多い」のです。
そして、口をそろえて「混んでる、待たされる」と言っておられました・・・。
では、市役所がすいている時間帯ってあるのでしょうか。
比較的すいている時はあるの?

絶対とは言えませんが、比較的すいている時間帯はあります。
まず、混む確率の高い「月曜日の午前中」「金曜日の午後遅め」を避けます。
ほかの曜日も、午前中と業務終了間際である午後遅めを避けます。
そうなると、
『火曜、水曜、木曜の、午後2時前後は比較的すいている』と言えるでしょう。
ご注意点としては、祝日や連休の前後は、これにあてはまりません。
昼休みの時間帯も、職員は窓口に当番がいますが、
他の職員は交替で昼休みを取るので、人員が通常の時間帯より「手薄」です。
ちなみにご年配の人は、お昼時間はお家できちんと取られる場合が多く、その分の人出は少ないのですが・・。
「昼休みしか時間が取れない」といった場合は仕方ありませんが、
避けられるなら、避けた方がいいでしょう。
お天気も重要

雨の日など、天気の悪い日は比較的すいています。
ご年配の方は「滑ってケガをすると危ないので、お天気の悪い日は外出を避けたい」と言っていました。
その反対に年齢にかかわらず、台風が来る前など天気が悪くなる前日に、駆け込みで来る人もけっこういました。
さらに、雨が続いて、久しぶりに晴れた日は、だいたい午前10時頃から混み出します。
みなさん「たまった洗濯物を干してから来た」「路面が乾いてから来た」と言っていました。

市役所が「激混み」なシーズン
市民課は転入転出の届けが多い春先は、曜日、時間帯に関わらず混雑します。
引っ越しシーズンにおいて、
「すいている時間帯は、ほぼない」と言っていいかもしれません。
同様に、国民健康保険証を取り扱う保険課、年金課なども混みます。
年度末に定年等で退職し、4月1日から保険証等の切替をする人も、
集中して市役所に来る時期だからです。
記念日に注意!?
注意したい日にちがあります。
「記念日になりそうな日」です。
つまり、婚姻届出が多い日です。
- 2月14日(バレンタインデー)
- 11月22日(いい夫婦の日)
- 12月24日(クリスマスイブ)、または12月25日(クリスマス)
これらの日は婚姻届が多く出されて、待合スペースはカップルで溢れます。
ひと昔前は、結婚といえば披露宴がメインで、婚姻届けはただの手続き的なイメージがありました。
このごろは、結婚式自体をやらなかったり、簡素化する人も増えてきました。
そして最近の風潮として、
「婚姻届の提出はイベントの一つ」として考える人が多くなってきました。
年齢に関わらず、「婚姻届を提出する日」を意識する人も増える傾向にあります。
結婚情報誌でも、オリジナルデザインの婚姻届を付録につけたり、イベント性をあおるような特集も多く見かけます。
各市役所もそのハヤリに乗っかり、
「市独自の婚姻届&写真が貼れる台紙のセット」等を有料で販売したり、
(ちなみに通常の婚姻届だと無料。)
「市役所内に記念撮影出来るブース」を設置したりするところも増えて来ました。
このような日にうっかり「住民票を1枚取りに来ただけなのに」、
(幸せそうなカップルを横目に、)何時間も待つことがないとは言えません。


これはちょっと・・・ですね。
ほかに、3月14日(ホワイトデー)や、7月7日(たなばた)などに出す人もいました。
7月7日(たなばた)に婚姻届?
あまり数はいませんでしたが、
「7月7日(たなばた)に婚姻届」を出す人もいました。
ロマンティック?ちょっと意外?と感じる人もいると思います。
ご存じの通り、7月7日(たなばた)って、織姫と彦星は年1回しか会えませんよね。
「遠距離恋愛などの困難を強い絆で乗り越える」的な意味合いがあるのでしょうか。

レアなケースかもしれませんが、窓口でこう言っている人もいました。

二人ともパチンコ好きだから、
ラッキーセブンにあやかろうかと思って

旦那さん、単身赴任にならないか心配しました…
「7」に限らず、「数字がそろっていると覚えやすいから」と、選ぶ人もいます。
その他にも、元号が変わる前後も同じ理由で混みます。
ちなみに、戸籍関係を出される場合は、2時間前後は普通に時間がかかります。
その人の戸籍をさかのぼったり、他市に電話して確認するのに時間が必要なのです。
最近は、目的別(転居・戸籍など)に番号札を分けている自治体もあります。
でも、待合席は同じ場所なので混むでしょう。
その他にも混む日
これは、婚姻届にも言えることですが、
引っ越しなど転居等のお届けは、
「大安」「友引」の日が混みます。
また福祉系の課で、医療証などの切替え手続きも、
証の切替時期が重なるため混雑していました。
切替週間の初日は避ける方が無難でしょう。
以上のことは、
お住まいの自治体や、ご用件の課によってもちろん違います。
事前に確認をしましょう

カレンダーを確認
簡単に言うと、市役所に行こうと思った時に、
「今日は、何かイベントに関係ありそうな日かな?大安かな?」
とカレンダーを確認した方がいいでしょう。
本庁舎以外や5時以降でも?
最近は、混雑する季節だけ土日に開庁していたり、
夜8時くらいまでやっている駅前の出張所、なども増えてきました。
(自治体ごとに呼び名は違いますが、本庁舎に対して、出先機関のことを出張所、連絡所、支所などと言います。)
ただ、通常の市役所の場所、時間帯以外では職員の人数も限られています。
昼間の本庁と全く同じ業務を受付けしてもらうのは、正直難しいと思います。
例外的にやっている窓口は、
出来る業務に限りがある場合が多いんです。
臨時窓口や出張所に行く場合の注意点
市役所の申請書類は複雑で、申請者の所得や家族状況等によって、
記入する用紙や、受けられる条件が違います。

「個人情報は限られた職員しか閲覧出来ない」場合が多いです。
仮に申請の際に、細かい確認が出来ないまま受付すると、このような事態になります。
受付した後で、それを都道府県などに提出する書類の場合。
書類に不備があると、都道府県担当者から「返品」されてきます。
「この人の申請条件では、もう一枚書類を書いてもらう必要があった。」
市役所側からすれば、臨時窓口での受付で申請用紙、添付の不備で、
提出条件が足りず、市民の人に「再提出」という手間を極力かけたくないのです。
早い話が、申請モノがある人は「通常の本庁舎での申請」をした方が確実です。
ホームページやお電話で
本庁舎と各出張所でも、受付できる申請書類の範囲が違う場合があると、お話しました。
事前にホームページやお電話などで、
目的のお手続きが受付可能か、
また、印鑑など必要な持ち物を確認されてから、
市役所に行かれることをお勧めします。

確認した方が安心ですね。
まとめ

日々お忙しいみなさんのお時間が、
少しでも有効に使えることを願ってまとめてみました。
よろしければ、参考にしてみてください。
- 出かける前にカレンダーを見てみましょう。
- 祝日、連休前後は、曜日に関わらずいつも混みます。
- 「記念日」は出来るだけ避けましょう。
- お天気も影響します。
- 事前にホームページ等で、持ち物など確認しておきましょう。
- 申請モノがある人は「通常の本庁舎での申請」をした方が確実です。
雨の日は、年齢に関わらず足元に注意が必要ですね。

私は先日、何にもない道で転びました💧
その時に、「体幹や筋肉もろもろが、いつの間にか弱っている」と感じました。
外出を控えたり、リモートが増えたりして、
「体幹や筋肉もろもろが、いつの間にか弱っている」って、ショックですよね。
健康のためにも、20分くらいは散歩した方が良いらしいですね。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
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